2015-05-29

席を譲ってくれたおっさんたち

妊娠した。

働いてるので、平日は毎日電車に乗ってた。

つわりも大してないし、なんの問題もない妊婦だったけど、満員電車ちょっと辛かった。

ターミナル駅で席を確保したり、空いてる電車を狙ったりして、乗り切ってた。

優先席にもたまにお世話になった。

体調がいい時は平気で立ってたんだけど、腹がでかくなるにつれて席を譲りましょうかと声をかけられることが増えた。

元気なんで大丈夫ですよーと辞退することもあったけど、ご厚意に甘えることもあった。


意外なことに、声をかけてくれるのは圧倒的におっさんばっかりだった。

スーツを着て、仕事帰りなんだろうなぁという雰囲気の、おっさん

失礼な話だけど、おっさんというのは仕事で疲れていて、妊婦を見ようものなら寝たフリをする生き物だという話を真にうけていた。

勿論そういう人もいたけど、だからといって、疲れてんのはみんな一緒だし、電車賃も同じだけ払ってるんだから譲れとは思わない。

でもそんな偏見を持ってたから、おっさんが座りなよと言ってくれたのはなんだか毎回感動的だった。

自分くらいの歳の娘がいるのかな?孫が生まれたばかりで気が回るのかな?部下に妊娠中で辛そうな人がいるのかな?なんて色々妄想した。

日本には優しいおっさんがたくさんいるんだなぁって思った。

なんか、それだけ書いておきたかった。

おかげさまで今日から無事に産休に入りました。

おっさんたち本当にありがとう

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん