2014-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20140710103430

個人情報トレーサビリティなんて無理がある。例えば既に出回っている情報には対応できないし、悪意のある業者には対応できない。住所と氏名と電話番号というのは、通販を一度使うだけで漏れしまうので、その流通を防ぐのは難しい。

個人情報の販売を禁ずることも難しい。そうすれば大手企業けがビッグデータを独占することになって寡占を生みかねない。もし名簿販売を禁止したら、学習教材でも成人式レンタル着物でもなんでもいいが、そういうビジネス大手企業に極端に有利になってしまう。

いろいろ考えてみると、ベネッセの件で個人情報流出が発覚したのはマンション名を少し変えていた用心深いユーザーいたことにある。それと同じように住所のエイリアスを使えるようにするのはどうだろうか。

例えば「千代田区千代田1-1-1-201 BNS」とか「千代田区千代田1-1-1 千代田コーポ201 HATENA」といった住所を使えるようにする。

もちろん悪徳業者エイリアスを削除するだろうが、それは現在と変わらない。重要なのはもしエイリアス削除は違反にすれば、少なくともジャストシステムのような大手企業がやることはなくなる。利用者の使い方にもよるが、DMが来たのはどの会社に登録したものなのか、いつごろ登録した情報なのか判別できるようになる。今すぐコストをかけずに個人情報トレーサビリティが行える。エイリアスを使い続けば、「うわ、なんのエイリアスもないDMが来た。超怪しい」といった判断もできるようになる。

とりあえずアイデアとして考えてみた

記事への反応 -
  • 数百億円かけて集めた名簿が、一夜にして悪意ある人間に盗まれてライバル企業は名簿屋を挟んでロンダリングすれば合法的に使えてしまう…という状況は、盗む側・利用する側にとっ...

    • 個人情報のトレーサビリティなんて無理がある。例えば既に出回っている情報には対応できないし、悪意のある業者には対応できない。住所と氏名と電話番号というのは、通販を一度使...

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