2013-08-04

暴力

どんな種類の力でもいいんだけど、個人だの集団だのが力を持っていて、より力の弱い他者と同じ世界に住んでいる場合弱者には抵抗の手段が一切ないんだ。法があるとかいう人は頭が煮えている。方ってのは一番大きな暴力を持ってる集団(=少なくともその世界の過半数)がコミットしてるから機能してるのであって、所与のものではないんだ。より大きな力を持っている方が自制しなきゃ公平なんてものは生じ得ないし維持されないんだよ。このことに鈍感だと際限なく暴走して堕落していく。

国民とか庶民とかサラリーマンとかマジョリティとか異性愛者とか、多数派みたいなくくりで何かを語るとき、多数はというのはすでに多数派というだけで力を持ってるんだ。それは少数派を圧殺できる力だ。そんでもって少数派はもうサンドバッグになるしかない。それを踏みとどまれるのは、強者である側だけなんだ。

  • そりゃ世の中なんでもそういうものだからな。人間だけじゃなくて。 弱者が権利を主張できるのは、現状、強者に弱者をかばうだけの十分な余裕があって、 弱者を庇う事により全体とし...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん