iPad mini, Nexus7など7インチのタブレット端末が登場している。自分も「欲しいなあ」と思いながら、実際には購入に踏み切っていない。
過去に第一世代iPadを購入したくちだが、半年使って、本来自分がしたかったことには向いていないことが分かってから、雑誌や漫画の閲覧端末になり、最後には売却をした。だから、7インチタブレットをまた買っても同じ経路をたどりそうだと思っている。
自分が本来したかったことは、自分が興味があるもの(たいていはPDFで取得できる)を見ながら、細かいマーキングなどをすることだったが、やはり印刷したものを扱うのと比べて、マーキングに手間がかかる、色々な箇所をざっと見るのに向いてない。これはもちろんPCでも同じ。印刷したものに直接書込みして閲覧するのが自分には向いているのが分かった。
では、その本来のやりたいこと以外では、タブレットはどんな役に立つか? ふとしたことを調べるのに役に立つが、PCで調ることもできる。タブレットで便利なのは、漫画や雑誌を読む行為がやりやすいことだが、漫画や雑誌をたくさん読むことは、自分にとっての優先事項ではない。
こうなると、僕にとっては7インチタブレットは、自分の人生を豊かにする目的からはずれた道具となる。いわゆる魚屋さんが大工の鉋を買うようなものだ。いくら美しい鉋であっても、魚屋さん本来の仕事に適さないものであれば、娯楽に使う以外にはない。でも、娯楽ばかりに人生を浪費したくないので、結局は、いらないことになる。
音楽ほとんど聞かないのにウォークマンの最新機種買っちゃったようなもんか。 音楽も含めてだけど、電車の通勤時間が長い(片道1.5H)俺は、タブレットみたいなコンテンツを見るだけ...