2010-07-25

いじめられるのは、君は悪くないけど君にも原因があるよね。

大学のころ、私はあるサークルに所属していた。そこは所属人数が多く、いろいろな人がいた。

その人にあったのはそのサークルで、彼女は私の後輩だった。パートの関係で練習の際に顔を合わせることが多かった。

初めてあったときの印象を述べると、真面目で大人しそう、人見知りなのだろうと感じた。

なんとなく、いじめられっ子な気がした。


初対面での印象はおおむね合っており大人しいタイプだったが、人見知りというわけではなくもとから人と接することが下手で受身であった。

そして馬鹿にされる人であった。

普段からおどおどしており、電話すると「はぁい、○○です」といった具合に話し方も間延びしていかにもとろそうなのだ。

頭は悪くないのだが、挙動がとろい人のそれである

サークルには時々あることだが入って数ヶ月後にはもてなさそうな人同士をくっつけようとするおせっかいな人々のターゲットにもされていた。

もともとほとんど自分から話さないため飲み会では存在感がなく少人数でもあまり口を開かないか、話しても変なことをいう事が時々ありつまらない。

気もきかないし、2人きりだとこちらばかりが話すことになり気疲れする。したがって知り合いはいても友達はほとんどいない。

ときどき大学で会って世間話をしていても途中であらぬ方向をみたりする。

その結果何かした覚えもないのに嫌われたと勘違いされたり、あいつは後輩なのに挨拶しようともしない失礼だとかで先輩にも受けが悪い。

後日聞いたところ本人はそういうつもりがなく、会話が終わったと思ったのでそういう行動を取ったのだそうだ。

あいさつは大事だよと忠告しても、そうかなぁ?とうけとらない。

他にも色々言ったが、的はずれな反論をするので言うのはやめた。




しばらくして彼女は気が強い人や性格の悪い人にきついことをいわれるようになっていた。

「もっとてきぱきうごきなよ」「あんたとろい」「ぱっとしないよね」「なにやってんの?」「ああ、いたの」

周りに人がいれば庇ってくれることもあったが2人きりの時はどうしようもなく、

積極的に庇おうとする友達や先輩がろくにいないうえ彼女に嫌われても特に困ったことはおこらないのだから、きつくしやすい。

歯止めをかける要素がないのだ。

その上本人は無反応で傷ついていないように見えるため、どんどんエスカレートしていった。

結局彼女サークルを辞めた。




辞める前に彼女から相談を受けた。

そのとき彼女は「中学校でも高校でもいじめられてきた。私は何もしていないのに」と言った。

確かに彼女は「何もしていない」。確かに彼女は悪いことはしなかった。しかし挨拶世間話も他人への気遣いもしなかった。

他の人がしていることをなにもしなかった。何をされてもおどおどへらへら笑っているだけで言い返しもしなかった。

何もしない人は、自分を守れない。当たり前だ。


彼女は悪くない。誰にも他人に嫌がらせする権利はない。

彼女が嫌な目にあったことは、彼女のいろいろな欠点がそれを誘発していたのは事実だがそう思う。

人数の多いサークルだからいろいろな人がいて嫌な人もいたけれど、彼女にやさしくしていた人もいた。アドバイスしていた人もいた。

でも彼女は変わらなかった。あまり一緒にいたくない人だった。


たぶんどこにいっても程度は違えど彼女はそういう目にあっていただろう。

誰にも他人に嫌がらせする権利はないけどそれはあくまで理想だから。

ストレスフルな現代社会の人々は常にストレス解消の道具を捜している。

彼女はあまりにもわかりやすい獲物だった。見た目からしてこいつはいじめても安全、というサインを発していた。

いじめられたりするのは、君は悪くないけど君にも原因があるよ」

本当は言ってはいけない言葉だけど、彼女に言いたくなった。でも言わなかった。

言ったとしても、これまでを考えると彼女がこの一言を受け入れられるほどの信頼を私に寄せているとは思えなかったから。

そう言う場合はいっても逆効果なのはこれまでの経験で分かっている。

とりあえずもう少し明るくなってイメチェンしてみたら?といっておいた。

彼女が今どうしているかは、知らない。


追記

所属しているサークル技術がいるところで、先輩が後輩に教える必要がある。体育会系音楽やってるところをイメージして貰えればよいかと。

私が彼女に教える役だったためいろいろと相談を受けた。

あとイジメ、いじり、嫌がらせには参加していない。参加していないからこそ相談を受けている。

高校までならいざ知らず、大学生にもなって他人をいじめるような人なんてまともなわけがない。

まともな人間は嫌いな人とは関わらないように過ごすものだ。

私自身、彼女といると気を遣わされる上に無神経な発言などで非常にいらいらした。

顔を合わさなければならない立場でなければ避けていた。

それから彼女場合自分馬鹿に見られやすい、なめられやすいといういじめられる原因は自覚していたが

親しみがもてる、話しかけやすいともいえるとポジティブに捉えていた。

本人は、いじめる相手が根性が悪いのであって(確かにそれは事実だが)

偶然そう言う人間がいるところにいってしまいいじめられたと考えている。

周りから彼女の態度を見ると、ある意味いじめられてあるいは避けられて当然な態度をとっていることが理解できていなかった。

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