2009-09-29

うそばっかり。

こういう妄想の会話作り上げてブログにまで書きたいオッサンって、もうどうにも誰にも相手にされなくて寂しさのあまり狂ってこういうこと垂れ流しちゃうのかなあ。。

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http://mubou.seesaa.net/article/124034415.html

本当にひょんなことから、職場でこちらのエントリーについての話になった。

本当は怖いガールズトーク

話した、というか話題にされた相手は、隣の部署のAさんである。どうもはてなー、というか増田によく書き込む人らしく、たまたまはてなブックマーク経由でまなめさんのまとめに辿り着いた。

彼女モテないという。私は元来頭の頂点からつま先に至るまで純度100%の朴念仁である為、どういう女性モテてどういう女性モテないのかよく分からないのだが、本人曰く「笑える程もてない」らしい。

非常にさばさばとした人で、酒も入ってない職場の席で、普通なら話しにくそうな話を平然とするので、ちょっと書き留めておきたくなった。

以下、会話の内容は編集しているが、大筋では話したまんま。

A:「これさあ、」

し:「はいはい」

A:「最近、「結婚に対して高望みし過ぎな喪女」みたいなスレとか記事とかよくみるけど。多分なんだけど、私にもそういう感覚あるから思うんだけど、これ、別に身のほど知らずなわけじゃないんだよ」

し:「ふむ?」

A:「実現可能性がほぼないこととか、自分にそれだけのアピールポイントがないこととか、百も承知なわけ。多分」

し:「夢を語ってるってこと?宝くじで二億円当たったらなに買う、みたいな」

A:「いやもうちょっとシビアな。なんていうのかな、ああ、しんざきさん麻雀知ってるよね」

し:「たまーにセットで雀荘いく程度には」

A:「私ハンゲでしかやったことないけど。自分ダントツの四位で、オーラスで手もバラバラ。どう考えても勝ち目なんてない。ただ、ゲーム上は一位を目指した手を作らなきゃいけない」

し:「無理を承知で役満狙ったりするね。というか、そうするしかないというか」

A:「多分似てると思う。四位確定させるくらいなら上がらない方がいい、とかさ。自分はほぼ負けることが分かってるんだけど、ルールとか、マナー努力目標は掲げておかないといけない、みたいな状況」

A:「「年収1000万以上」とか。一部上場企業がどうとか、確かに笑えるけどさ、要するに役満と同じ、半分強制的な努力目標なんだよ。それか、達成出来ない経営目標でも無理して立てないといけない経営者

A:「だから、逆に、この人たちは結婚ってもの自体にはそこまで価値をおいてないんじゃないかな。妥協した結婚生活よりは独身の方がマシ。だって慣れてるから。四位の結婚生活を送るくらいならラスのままゲーム継続の方がまだマシ」

A:「ただ、もし役満が上がれるなら結婚してもいい、くらいの考え方でないと色々ときつ過ぎるから、身のほど知らずに見えるんだと思う。少なくとも私はそうだな」

A:「だから、多分、妥協するっていう選択肢は最初からないんだと思う。だって妥協するのは四位確定の上がりと一緒だから。妥協した上での結婚生活、ってものを、そもそも得ようと思わない人が多いんじゃないかな。」

大体こんな会話だった。まあ会話というか、後半は相槌だったが。

つまり彼女達は、少なくとも彼女は、決して「身の程知らず」という訳ではない。ただ「妥協した結婚」を「妥協しなかった結果の独身生活」よりも低く捉えているだけであり、かつ、無理を承知で「妥協しないでいる」ことを自他に示しているに過ぎない。

なんと言えばいいか分からなかったし、フォローするような話でもないと思ったので、私は途中からあまり口を挟まずに聞いていた。ただ、こういう話をさばさばと出来る彼女は、スタンスはどうあれ凄い覚悟の持ち主だなあ、と思ったのみである。

最後の彼女の発言が印象に残った。

A:「身の程知らずを笑うのは文脈上当然だし、上から目線になるのも当然なんだろうけど、笑うべきポイントはちょっと違う気がするなあ。責任転嫁みたいだけど、笑うべきなのはプライドじゃなくて、理不尽ルールにだらだら付き合ってることの方だよ」

A:「まあ私もなんだけどね」

  • で、誰も拾ってくれない40毒女になって、あああの時上がっておけばよかったと、出来もしない妄想に身もだえする日々が到来するのです、と。こうですかわかりまてん><

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