嫌気がさして転職活動。
とりあえず中堅どころで知ってる会社をググってみた。
正直いって研究って自分には荷が重いとも思ったが、仕事とは別にそこそこに研究活動もしてたし、検査に関しては新規技術導入とかも頑張ったし、前職の知識も役立てれば研究職も夢じゃないかなってう思ったりして勇気をだして応募してみた。
「研究職は埋まっちゃったんですけど、製造でよろしければ」
ああやっぱりね。
研究職なんて学部も院も職もずーっと研究一本の人たちにしか無理なんだろうなと。
まあ、自信がなかったのは事実だし、応募。
ええっと、実はその後怪我して入院。
「いいですよ。」
さくっと二次面接。
二次面接もさっくり。
「すいません、仕事の引継ぎの都合上、入社を遅らせてもらっていですか?」
「いいですよ」
応募から一年以上、内定から半年以上待ってもらってようやく入社。
なんだなんだ、就職氷河期とかいってるけど、ヌルヌルじゃん。
で、実際に入社してみたら、30代前半くらいまでほっとんど正社員いないの。
自分の部署の中で言えば、27歳の俺と、4月に新卒で入った人が一人、あとは30代中盤くらいまでみな派遣とパートと嘱託。
100人くらいで製造をしてる部署なんだけど、正社員は30人いない。
今年の3月から直接雇用に切り替わるとかで、派遣からパートに切り替わるから時給が落ちるとか。
俺なんかが中途で正社員でや取って貰い恐縮してる。
正社員として雇って貰った俺がすべきことは、それに値するだけ頑張ることしかない。
そう思ってはいるんだが、ほぼ飼い殺されてる。
作業見学と雑用が少し。
その他の時間は法律とか国の製品基準とか、ガイドラインとか、製造管理の専門書とかを与えられてほぼ読書。
9月の頭からだから3週間近く。
なんか連休ももらっちゃったし、いいんかなホントに。
いいんだよ(夜回り先生)