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2008-08-28

1999年日本シリーズラジオ中継

176 名無しさん@恐縮です 2008/08/27(水) 21:08:41 ID:mi9P0KZj0

以前1999年日本シリーズラジオ中継で、川上哲治氏と森氏が解説をしていた。

以下要約。

川上氏 「・・・(ピッチャー)交代だね。」

森氏  「え゛?もう交代ですか?」

川上氏 「交代」

森氏  「私なら次の回も投げさせます・・・・。」

川上氏 「・・・・・・・・・・」

   そして何とか抑えて次の回も無得点でクリア。結果、森氏の采配でもグットでした。

森氏  「私ならココで交代させますが・・・・・(中日星野監督は)交代無いですね。」

川上氏 「これは日本シリーズと言う事を忘れてはいけない。短期決戦で負けは許されない。私なら交代と言った時、交代していた」

      短期決戦の日本シリーズ総力戦。臨戦態勢で勝たなければならない。次の試合に勝つ保証はない。

      選手の出し惜しみを一番してはいけないのが短期決戦の常だ。」

森氏  「・・・・・(川上監督、凄すぎ)・・・・自分は、まだまだです・・・・・・・・」

川上氏 「森君、情が一番要らないんだよ・・・特に日本シリーズではね。」

  試合は回を重ね、中日ピンチ到来。

川上氏 「彼(星野)は、1988年日本シリーズ敗退から、何も学んでいない。こりゃ中日は負けるな。」

森氏  「・・・・・監督、まだ試合は終っていませんから・・・・・・。」

川上氏 「いや、こんな戦い方で勝てるほど日本シリーズは甘くない。良い選手を出し惜しみをしている時点で話にならない。」

結局負け。川上氏の言った通りの結果になった。

川上氏 「負けるべくして負けた。星野君は、以前の日本シリーズで、選手達を一列に並べて相手の表彰されるところを

     見せた。そして『悔しいか!?悔しいだろ!この光景を目に焼き付けろ!そしてリベンジだ!』と言っていた。

      しかし、一番分かっていないのは星野君自身だ。中日は残念だったが、負けるべくして負けたのだ。

↑このエピソードを覚えておくといい。もし星野WBCの指揮を取ることになれば同じ光景を見ることになる。

2007-11-11

俺が監督なら絶対ほしい

やっぱり日本プロ野球は金の流れがおかしいよなとしみじみ感じる。

近年もっとも安定して良い成績を残していて今年は悲願の日本シリーズ制覇までした球団なんだからさ、

メジャーは無理でもせめて国内球団とは張り合える額を提示してほしかった。

金がないならどうして早く放出しなかった?

そりゃFA前の選手を『売る』のは球団の面子とか諸々問題があるんだろうけど、金がないんだったらしょうがない。

これで同じセリーグ球団に行ったりしたら目も当てられない。

2007-11-02

アリやナシやの話

はてブホッテントリを見ながら寛いでいると、野球好きの友達から、興奮気味の電話がかかってきた。

日本シリーズで初の完全試合が達成されるかも!」

完全試合? それって凄いの?」

「凄いってもんじゃないぞ!」

彼は酷く興奮しているらしく、普段の1.5倍の早口で一番最近完全試合が十年以上前であることを語ってくれた。

へぇ、じゃあすごいんだろうね。で、今何回?」

「8回の表で……今三振とって2アウト! あと四人!」

「へー、じゃあちょっと見てみるわ」

テレビをつけチャンネルを変える。

どこか冴えない感じのサングラスをかけた男がマウンドに立っていた。

実況の話を聞く限り今投げている投手の名前は山井。

彼こそが完全試合達成に臨むべく投球を続けている男らしい。山井、恥ずかしながら知らない名前だ。

まず僕はそれを見て、意外だな、と思った。

というのも、その完全試合を達成しようとしている選手中日選手であることを僕は伝えられていなかったのだ。

今年の日本シリーズ出場チームが中日日本ハムであることは知っていた。

セリーグ巨人がシーズン1位だったが、なんか今年からセにもプレーオフが導入されて、2位の中日日本シリーズに進出してきたのだ、待てよ、プレーオフって名前も何か別のものに変わったんだったっけ、ぐらいの知識は持っていた。

僕に電話をかけてきた友達は、中日ファンではない。ホークスファンだ。

地元球団だから不思議もない。

彼はホークス以外のパの球団にも詳しい。

だから、どちらかというとパ・リーグのファンと言った方が良いかもしれない。

今回の日本シリーズに関しても、日本ハムを応援するつもりだという話をしていた気がする。

そんな彼が興奮して電話をかけてきたのだから、完全試合を達成しようとしているのは日本ハム選手なんじゃないかと勝手に思っていたのだ。

その地点で僕は「完全試合というのはどのチームを応援しているのかなんて関係ないぐらい、凄い記録なのだ」と考えることができた。

日本ハム坪井(こっちは名前だけ知っていた)が良い当たりを打ったが、ダイレクトセンターに捕球される。これでイニングチェンジ。つまりあと三人。

とりあえず今がどういう状況かをもっと良く知るため、僕は2ちゃんねる野球実況を見に行った。

日本シリーズ実況スレッド野球実況板にもVIPにもあった。

他の専門板にも無数にあったのかもしれない。

野球実況板には、日本シリーズ実況の本スレ以外に「山井の完全試合を見守るスレ」みたいなものがあり、なるほど、友人が興奮するのもやむなしという盛り上がりを見せている。

野球実況板を見ても専門用語なんかが飛び交ってよくわからないんじゃないかなーっと思った野球素人の僕は、とりあえずVIPの実況を見に行った。スレの勢いも凄い。VIPらしい緊張感のないふざけたレスが並ぶが、しかしそれでも多くの人間歴史的瞬間を待ち望んでいるといった空気が伝わってくる。

そしたらもう、僕も急にドキドキしはじめて。

つい数分前まで山井って投手を知らなかったにも関わらず、これから彼の投げる一球一球にドキドキしたり凡打や飛球に必要以上にヒヤヒヤしたり、もし記録を阻止されても「あーっ!」っていう感覚を味わえると。

だから感謝

友人、リアルタイムで教えてくれてありがとう、と。

まあ実際のところ、その時から既に、ぽつぽつ、落合が岩瀬に代えちゃうんじゃねーかというレスネタ的に書き込まれていた。記憶にある。これは確か。

でもその書き込みが笑い流されたのは、まー、んなことありえねーよ、という空気だったから。

ところが。

中日の攻撃が2アウトになったのに山井がキャッチボールをはじめていないという旨を実況アナが放送して、落合監督が審判と一緒になにやら話をしはじめてアナが「守備交代ですかねー……」とそらとぼけている間に「山井に代わりまして岩瀬」球場がどよめきに包まれるまで、あれよあれよあっちゅーま

僕はもう、なんだこれは、と。

ブラウザを閉じて、タバコを一服して、遠い目で溜め息をついて、これはなんなのだと。

友人に電話をかけて、この胸に募るやるせない気持ちはなんだと、問いただして。

友人もはじめは冷静さを欠いて「おかしいおかしい、え、なにこれ」と連呼していた。

だが僕が同意を得られると確信して「一年に一度必ずどこかがなる日本一と、ここ十数年出てない完全試合とどっちが大事なんだ!」という旨の発言をしてしまった際、彼は急に押し黙り、その後ひと言、それは暴言であると。

野球はチームスポーツである」と。

「個人の記録より日本一の方が重い、それは間違いない」と言うわけ。

是非はどうあれ、彼は自分の価値観を提示した。

一度冷静になるとそこは野球ファンである彼のこと、山井が8回辺りに日ハム打線から良い当たりをされていたことなんかを論拠に、山井が怪我をした可能性を指摘して見せた。(後から知った話では、指摘通り山井はまめを潰していた)

トラブルがあったなら、無理して投げさせるよりも勝利を優先して岩瀬に投げさせるのは当然だ、と彼は言った。

この試合に負けたら敵地に移動であり、名古屋ドームのファンの前で日本一を決めることはできなくなってしまうこと。

更に王手をかけた状態とはいえ、劇的な逆転負けをした後での敵地への移動で、流れが決定的に変わって日本一を逃してしまう可能性もある。

そうでなくても、お前みたいな野球素人は名前も知らないだろうが、中日ファン的には、最後に岩瀬にマウンドに立って貰いたいという気持ちもあるはずだ、と。立ってなきゃ嘘だと。彼は言うわけで。

パリーグファンの彼でも知ってるぐらい、中日ファンにとっては絶対的なストッパーであると。鉄人であるのだと。

そこまで聞くと、あ、野球のことを何も知らない僕が憤るのもなんだかおかしな話だ。

僕は完全試合達成なるかだけでテレビをつけて実況アナスレの驚きなんかを聞いてなんだかわかった気になって批判していたけど、実際の現場すっとばすことのできない経緯が存在する。

そして彼は冷静さを取り戻しつつも、至極当たり前のことを僕に口走った。

「どっちにしても、テレビで実況聞いたりネットで視聴者の反応を見た、俺から興奮気味に電話をかけられたお前や俺にとって交代は『ナシ』だったけど、山井の表情見る限りあのときの、一年戦ってきた中日のベンチでは岩瀬は『アリ』だったんだろ」

そうだな、と素直に思った。

彼はこうも言った。

「ま、あっちはプロだから素人はしたり顔で好き勝手言って良いんだっていう側面はあるけどね。あと俺、ホークス日本シリーズ出てもし完全試合とかされたらたぶん引き攣り泣きしながら嘔吐すること請け合いだけど」

日本ハムファンの心境やいかに。

そう思いながら、僕らはなぜか近いうちにキャッチボールをする約束をして、電話を終えた。

日米野球の川尻を思い出したのは内緒

批判は「負け犬の遠吠え」、単に落合

臆病

a day in the life of mercy snow

だったというだけで、他チームのファンとしては「つくずく嫌な男を敵将に持ったもんだ」とぼやくしかない。心底臆病者で、石橋は叩いても渡らない。でも批判される事だけは恐れずに、必要な決断は迅速に下す。理想的な将器じゃあるまいか。勝負師に捧げる言葉としては「臆病者」なんてのは「褒め言葉」の部類じゃないかとすら思う。

まぁ落合罵倒したい向きは好きにすれば良い。彼はおそらく、その瞬間、地獄に叩き落されてもニヤついていられるぐらいの果報者になれたのだ。勝者に何もくれてやることはない。

だが、彼の行為を履き違えて捕らえることは、野球界にとって残念なこととなるだろう。

100年に1度あるかないかの凄い興奮の瞬間よりも53年ぶりの優勝

タマキのナンヤラカンヤラ 玉木正之公式WEBサイト『カメラータ・ディ・タマキ』

「53年振り」

このためなら、200勝しなくても良いと言った投手がいる(シバタマ風味な脳内変換)。

3年前には「50年振り」にあと一つというところまできたことで涙しながらも、その男に賭けて最後の一つを逃した監督もいたらしい。

その監督は当時こんな事を言っていたようだ。

相手の主軸に2本の本塁打を打たれた事を聞かれ

そういうこと言うなって。その通りに(失投なく)やっちゃったら、パーフェクトになっちゃうよ。1回、野球をやってみろって」「責めてどうなる。結果論でものを言うな。野球ができなくなるから。相手だって必死なんだ。そうは簡単に勝てない。最初からわかってたら、勝負なんかする必要がない。結果がわからないからこそ面白いんじゃないか」「今日負けたからといって、流れが変わるってことはないし、何の心配もしていない」

2004激闘日本シリーズ

ふーん。

今日負けたからといって、流れが変わるってことはない

リンク先で結果を見るに、次の試合も負けて日本一にはなれなかったようですね。ご愁傷様でした、と。

この時は「パーフェクトになっちゃう」訳ではなかったようだが、ようはそういうことだ。

そして、

彼らがそれほどまで欲する「日本一」を争う場所だからこそ、

100年に1度あるかないかの凄い興奮

というだけの価値も出るんじゃなかろうか。

忘れてもらって困るのは、彼らはその場の価値を下げかねない、リーグ優勝を逃しているチームな訳だ。クライマックスシリーズに価値がないってことは、当の本人たちも認めているようで、優勝してもビールかけはやっていないとのことだ(403 Forbidden)。そんな彼らがさらに4勝した処で何だというのだ?

だが、あの交代で執念を見せ付けることで、辛うじて「日本シリーズ」というタイトルの価値を保ったようにも思う。春先にやるような単なる冠大会なら、どんな臆病者でもあんな采配する訳もないのだから。そういう意味落合は「場を弁えた臆病者」と言えるかもしれない。

そんな臆病者に心底憧れるので、普段と違う増田で書いたみた。

まぁ本音を言えば「ドラ嫌いとして自分とこでは痛罵だけしていたい」ってだけなんだが。

2007-10-29

日本シリーズにわかファンなんてあまりいないと思うけど

http://anond.hatelabo.jp/20071028205655

・・・日本代表を応援する気持ちはわかるなあ。

レギュラーシーズンっていうとJリーグとかプロ野球の話でしょ? あれ面白い? みてて楽しい? どこかのチームに感情移入できる?

オレは全く楽しめないな。タイクツ。

でも日本代表の試合はまた別の話。野球でもサッカーでも日本代表の試合は割とよく見る。心情的にも強く応援する。特に韓国戦とかね。もちろんこれはナショナリズムの発露なんでしょうなあ。 行き過ぎない限りはいいんじゃないの、自分の国を好きだって気持ち。

2007-10-28

普段は興味ないのに

日本シリーズ日本代表の試合で応援に躍起になる人たちがわからない。

そんなに躍起になるのに何でレギュラーシーズンでは我関せずなんだろう。

手っ取り早くカタルシスを感じたいってことなのか?

2007-05-11

'80 年代とバブル時代を混同しているやつがいる

明らかに、それは間違っている。

'80 年代のピークと言えば、ちょうどプロ野球阪神タイガース吉田監督のもとで日本シリーズに勝利をおさめた頃だろう。

その頃の我々は、それより以前のアイビー/プレッピー・ブームからは脱却し、MTVSONY Music TV に入れあげていた。マドンナやデッド・オア・アライヴフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、あるいはポールハードキャッスル「19」といったアーティストや曲の 12inch バージョンカセットにダビングして友人やカノジョに配っていたものだ。

就職状況としては、プラザ合意に端を発する「円高不況」のために、まだまだ産業の主軸であった大方の製造業は採用を強く抑制していた。したがって、今のフリーターニートどころの騒ぎではなかったはずだ。

ところが、NTT 株の放出、およびその値上がりをキッカケとしてバブルが始まった。株って儲かるのか、という意識が市井に広まった。買いが集まればとうぜん株価も上がる。どんな銘柄を当てずっぽうに買ってもキャピタルゲインを手にできるという状況があった。

音楽面では、しかし、その頃にはもう先述のようなハードディスコ・サウンドは影を潜めていた。ステイシー・Qやバーデュー、ペット・ショップ・ボーイズ、あるいはサマンサ・フォックスといった軽めのサウンドが流行したのがこの時期だろうか。

そして、バブル崩壊の瞬間は突然訪れる。そう、1990 年年初の東証大発会のときの株価大幅下落だ。通常、大発会は新年祝儀相場と呼ばれ、株価は上昇する。しかしながら、それまで見たこともなかったまったく逆の事態に、関係者たちは一様にうろたえた。あとは知っての通りだ。

偶然バブルの終わりと '80 年代の終わりとが重なっていることが、両者を混同させた最大要因と言えるだろう。さらに、その後にもジュリアナヴェルファーレといった「文化」があったのは言うまでもない。しかし、それらとて打ち上げ花火のようなもので、長続きすることはなかった。

本当の '80 年代とは、皆がほど良く貧乏で投げやりで、しかしながら楽しむことにかけては人に負けたくない、そんな時代だったのだ。

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