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はてなキーワード: 場の空気とは

2007-02-12

空気を読み過ぎる男

いつ、どうして身につけたのか、あるいは生来のものなのか。場の空気動物的に読み過ぎてしまう男がいる。彼の場合は、その場に漂う不満の感情、負のエネルギー怒りの渦を敏感に感じ取り、彼の中で増幅し、発露してしまう。周りから見ると、彼の感情起伏はどう見てもオーバードリブンである。彼自身はいわゆる”憑依体質”なので、自分の波にはなかなか気づかない。あとで思い出したり、ほかから指摘されたりして、自分事ながら落胆することになる。

彼が周囲の良き代弁者として機能することもあるが、大抵は独り相撲に終わる。

さらに彼が厄介なのは、彼の感情を支配する対象が”生身の人間”に限らないことだ。彼はその場所やものに根付く”残留思念”のようなものを敏感に感じ取って、自分の感情としてしまう。彼に自覚はほとんどない。

空気を読むのも、ほどほどにせねば。彼を見るたび思う。

おまえらは読まなさ過ぎだけどな!

2007-02-01

ユニクロでおばちゃんがデパート感覚で買い物をしていた。

つまり、店員を呼びつけて品質やら着こなし方やらを聞き、ついでに雑談なんかをしつつ(「こないだこちらで頂いたお品物、とても良かったので今日も来ましたのオホホ、それで今日はセーターが欲しいのだけどこちらとこちらはどう違うのかしら?」みたいな感じだ)店員をたっぷり時間拘束し、優雅に一枚2000円のセーターを買っていかれた。

経営者側は、こういう客に割かれる時間というのを(こういう客に割かれる人件費と言うのを)計算にいれずにキチキチの計画で人を動かしているのだろうなあ、だから社員は常にキリキリのスケジュールで動いてるのだろうなあと思った。げにおそろしきは場の空気を読めない人間、なのか?

ユニクロでは靴下を買った。頑張れ、皆。上はいつでも理不尽だ。

2007-01-28

私はびびりだから増田でしかこういうことを言えない

anond:20070128020823

柳沢厚労相が少子化の話で女性のことを「産む装置」とか言い放ったらしい。

不謹慎とかどうとか以前に、場の空気読め、というレベルで痛い人である。

ところで、この件に関していろいろブログなんか読んでいたら、女性の言い分に「少子化は女ばっかりの所為なのか?」という発言が結構多かったのだけれども、私が思うに「女ばっかりの所為」だと思う。しかし、そもそも、私は「少子化は問題だ」なんてこれっぽっちも思っていないので、少子化が女の所為であっても、「女は困ったものだ」なんて思うわけではない。ただ、少子化の原因は女だと思う。

女が男に求める甲斐性が昔のままだったら、女の社会進出が昔のままだったら、女の家庭に対する価値観が昔のままだったら、少子化にはならなかっただろう、きっと。女が変わったから少子化が起きたのだ。いい人ぶらないで、といっても私は小心者であるから増田でしかこういうことを言えないが、本音を言えば、絶対に女が変わったから少子化が起きたのだと思う。

男のことを考えてみると、今も昔は家庭に対して無責任だ。大して変わっていない。

そもそも、少子化が問題だとは思えない。まさか、年金制度維持だとか経済規模維持だとかの為に価値観の変化を食い止めろとでもいうのだろうか。馬鹿馬鹿しいにも程がある。消極的にであっても、なにかと天秤にかけてでも、子供いらないと選択する人が増えているなら、それでいいではないか。少子化の原因は女性価値観の変化だと私は思っているけれども、それが批判されるべきこととは到底思えない。

柳沢厚労相は言ったそうだ「産む機械、装置の数は決まっちゃった。あとは1人頭で(たくさん産むように)頑張ってもらうしかない。」まったく余計なお世話である。頑張ってもらうって、なんで国民政府の政策をうまく立ち行かせる為に頑張らねばならんのか?国民が選んだ少子化という方向を受け止めて、それでもいろいろうまくいくように制度を考えるのがあんたらの仕事だろうが。

この発言は失言として取り質されるのだろうけれども、それ以前に自らの低能を晒すような発言ではないのだろうか?と私は思ってしまう。

2007-01-18

伊達直人は泣き言なんか言わない

たとえば無職の人。彼らはふつう、仕事の話をされると傷つくなんて言わない。たとえ傷つくにしても、そんなみっともないことを主張しないのが大人ってもんでしょう。

そもそも、相手の立場も分からない・テーマも決まっていない、匿名雑談で、その話題はつまらない・無駄なんて発言するのはかなりどうかしてると思うが。そういう時には、自分で面白い話題を振り、他人に関心を持ってもらうのが筋でしょうに。自分にとって楽しい・有益な話題をただ待ってる(そして気に入らない話題にケチをつける)なんて心底呆れる。どんだけスネっ子なんだか。うざい、じゃなくて、面白い話題を提供して、自分で人気やら場の空気やらを勝ち取らなきゃ。あ、これ恋愛にも通じるな。

まあともかく、雑談なんてものはバリートゥードであって、ここは匿名リングなんだから。立派な覆面レスラーになって戦わなきゃ。

2007-01-09

採用試験において結婚を議題にすること

匿名だから少しは安心して書ける、何とも言いがたい思い出がある。

某有名下着会社の入社選考にはグループディスカッションが組み込まれていた。白髪交じりの紳士的な男性試験官は私達に問うた。「堅いお題と柔らかいお題があるけれど、どちらがいい?」私としては堅い方でお願いしたかったのだが、場の空気が柔らかい方を選んだ。そのお題は「結婚観について」であった。柔らかいというよりは、すでにお題とはいえないお題である。目的が示されていない。

試験官の指示にしたがって、まずは3分ほどで自分の意見をまとめ、次に6人が1分ずつ発表することになった。私が「結婚観について」と言われてすぐに思いついたのは、結婚というシステムが本当に正しいのか、という疑問であり、そしてまた改善の余地のないものなのか、という問いであった。私は、欧米――特に北欧で、結婚というシステムを通さずに家庭を築く文化が広がっているのを知っていたし、それを好ましく思っていたからだ。また、イスラームへの深い関心から、現状のような一夫一妻制のみが結婚のありようではないとも感じていた。そして、結婚の有無にかかわらず、様々な形でのパートナーシップが、法的に同様の保障を受けられれば好ましいと思ったのだ。結婚観からはややはみ出すが、夫婦別姓や創姓といった問題もあるではないか。

しかしながら、次々と発表するメンバーが答えたのは、皆が揃って「どのようにすればお互いが幸せ結婚が送れるか、そして離婚することなく、まっとうに子供を育てられるか」に関することだった。

子供が出来てもずっと働いていたい」と主張する強かな女子。男子も、「産休などを使って奥さんが働きたいなら働かせてあげたいと思う」と答える。たしかにこの場ではそういうしかないだろう。「寿退社」も「専業主婦」も、とてもじゃないが言い出せる雰囲気ではない。「離婚が問題になっている。子どもにさびしい思いをさせないよう、趣味目標を共有する人と結婚したい」「そうだね、そうすれば失敗しないはず」。その場に離婚家庭の子がいたら、どういう気分になるのだろう。

このように期待通りの答えをしてもその限界が見え見えであるのだから、私の一段ズレた答えは全て宙に浮いて意味をなさなかった。――その時まで意識したことがなかったのだが、私は高校、いやもっと前の中学やそれ以前から、結婚に対して人並みの憧れを持つということをしなかったし、キャリアウーマンというよりは働いて稼ぐ自立した人間そのものに憧れ、そして一人で生きていけるようなプランを築いていたのだった。しかも、家事全般がことごとく苦手であるから結婚するなら主夫、とまではいかなくてもある程度の分担能力を持った人が望ましい。自分で子供を産むなんておぞましくて出来ないから養子を貰いたい、とまでなったら、さすがの私もその場で言うのを常識的な判断で却下したほどだ。しかし、これが私の願いなのである。

ふと、私が男性であったなら、私の願いは比較的簡単に実現できることに気がついて気が滅入った。要は、得意なことだけやって苦手な家事はしたくない。自分で子供を産みたくない。これだけのことなのだが。

どちらにしても、結婚観をお題にすることそのものに、私は深い失望と自分のある種の不能を痛感させられてしまった。今でもそのことが思い返される。適度に女性社会進出を汲んだ保守的な意見をのみ言いえる場で、私は見事にふるいにかけられたわけである。が、私としても女性下着メーカー男性がこぞって受験しにくるのがどうも理解できなかったので、当然の結果といえば当然の結果なのだが。

2006-12-19

(梅)まっしぐら

http://anond.hatelabo.jp/20061215103645

梅天大スキ♪[これはひどい]タグ????♪

ここまでくると、[これはひどい][ぶっ転がすぞ]タグをつけるために記事を探しているようにしか思えないね

いや、まぁ、その、そういうタグをつける趣味の方をですね、別に責めているわけでも何でもいかなるものでもまったくありません(予防線

なお、今回の元ネタにつきましては、ご本人直々のブログココロ世代のテンノーゲーム」から採用させていただきました。id:umetenさん、ありがとうございました(。∀゜)!

http://d.hatena.ne.jp/umeten/20060803/p1

補記:ちなみに梅天さんと(福)さんはマイミクシィ

http://d.hatena.ne.jp/umeten/20060816/p1

この日記を読む限り

(福)さんに合おうと思っていたのだが、よく考えたらサークルチェックができておらず、
どこにおられるのか分からないまま結局あえずじまいで終わってしまった。非常に申し訳ない気がした。

ああいうことを書いておいて会いたいという図太さは確かに非モテとして必要だよね!

補記の補記:ちなみに「20060816/p1」の

コミケ場の空気は「おかしい」と思った。腐ったジャングル、いやまさに腐海かここは。
・人の波に巻き込まれてえらい奥まで行く羽目に。もう帰れないもう戻れないという風にやや遭難。
・すれ違った人の腕にぶつかったらジットリ。手すりにつかまったらベットリ。あれ……涙がでちゃう。
・本当に必要なのは椅子じゃなくて、障気マスクもとい酸素マスクだと確信した。助けてユパ様!!

という箇所もいいよね!プププー自分は汚らわしくて汗臭いオタとは違う人間ということですカー。

プププーアナタナウシカちゃんじゃなくて腐海の虫さんですよー。

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