はてなキーワード: パブロフの犬とは
馬鹿という言葉は、相手の言動を全否定する言葉だし、相手を罵倒する言葉だし、そういう使い方でよく使われている言葉だと思う。
そして、よく使われているが故に、全く根拠がなくても言い返す時にも使われちゃうのね。とりあえず馬鹿といっておけば、反論したつもりになるという。根拠がないことは、よく読めば見透かされちゃうんだけどね。
「馬鹿と言うほうが馬鹿」とか言うじゃないですか。そんな感じ。
そういう根拠なき反論に馬鹿という言葉が使われているのを度々見ていると、もう、パブロフの犬状態というか、馬鹿と書いてあるだけで、(中身は読まないで)根拠のない反論をしているのだろうなと思っちゃう。
だから、言い合いの時には、先に馬鹿と言った方を負けだと思っているし、自分では、できる限り馬鹿などの罵倒語を使わないように、我慢大会のつもりでいるよ。
で、レスしてもらった「頭の良くない人が頭の良くない主張をして騒いでるときにどうしたらいいんだ?」。
これだったら自分は基本的に傍観者タイプなので、放っておくかなあ。
何か反論するときには、増田内だったら、「間違っている」というとか。
「間違っている」って、言われた人はキツイっすよ。馬鹿と言われるより。
馬鹿と言われたら、はいはい、そう言うあんたが馬鹿でしょ?と思うだけだから。
(いわゆる)モヒカン的な反応が「間違ってる」と言うではないかと思ったり。
中立的な条件に学習による反応を結びつけるのがパブロフの犬の肝であって、しんどいことを達成したらごほうびってのはしんどい時点で中立的じゃないし、学習によって結びつけるはずなのに既にそういう流れが設定されている点でも違う。
いまふと思いついた。
自分の成長率をが望むほうこうに向ける。
たとえば、短期記憶力を伸ばしたい!とか、勉強を習慣づけたい!とか。
これだけ。
犬だったらお手とかするたびにお肉あげたら覚えるけど、人間だったらそんなことしてたら太ります。
それに、あまりに時間的スパンが短すぎたら短絡的になるので、ちょっと時間的スパンを延ばしてみたらよいのではないか。
ようは、自分の無意識が占領してる領域を望む成長に向ける、ってことなので、
無意識が「あーもーしんどいけど、これやったらなんかもらえる」とか思えばよい。
だから無意識を「しんどくさせる」ことが肝要。ついでに、無意識に「おお、俺これをやりきった」とか思わせるのも重要かも
記憶力の例でいうと、職場にmp3レコーダーをもっていって、打ち合わせとか会議とかでコッソリつけておく。学生なら授業とかもいいかもしんない。
家に帰ってから、会議や授業で話された議題を時系列にそって思い出してみる。それをノートに書く。
ノートとmp3レコーダーを照合して、もし、ノートが違ってたり、大事なものが抜けているようなら、とりあえずごほうびはおあずけ。次の日まで。
もし、許容範囲だったら、ごほうびを自分にあげる。
ここの選定も重要かもしれない。
ごほうびの用件として、大事なものは
こんなところか。これを、無意識が飢餓状態に陥るギリギリんとこまで制限してからパブロフの犬メソッド開始。
犬にとってパブロフの犬メソッドのときにもらえるお肉とは、たぶんこの条件を満たしている。
生物なんで、ごはんは毎日たべるし、いいお肉たべたらすげーうまいし、快感だし、もらえなかったら飢餓状態に陥る。
人間はバラエティに富むので、人それぞれだと思うけど、俺(笑)をベースに考えると自慰行為とかセックスなんかちょうどいいかもしんない。
他は…その人の依存してるものであればなんでもいいか。本屋のラノベんとこいくのを制限するとか。大好きなラーメン屋いくとか。二郎とか。
なんか書いてて効果ありそうなので、とりあえず次の月曜から開始してみる。
もし俺もやってみたとかいう人があればトラバで書いてみてくれたらうれし。
単純に言ってしまえば相手より威張れるか、どうかです。既婚者の男にとって最も身近な存在である妻に自分より優れている点があり、威張れなくなると大きな問題が生じてしまうのです。
それは夫婦の営み、SMプレイにおいてです。誰もが家庭で毎晩楽しんでいるSMプレイに男女の収入が関係してくるとはどういうことでしょう。今から説明をします。
夫婦がSMプレイをする際、夫がサド役で妻がマゾ役をやりますよね。今「なぜ自分たち夫婦の役柄を知っているんだ?」とドキッとしたあなた、安心してください。これはアメリカのある有名な学者の研究によって証明された統計学というもので、あなたのベッドルームを盗撮しているとか、そういうことではありません。
つまり、ただでさえ相手より自分が劣っているかどうか気にする男という生物が、SMプレイにおいて相手より劣っている点があるとなると次のようなことになってしまうのです。プレイ中、相手を楽しませようと一生懸命言葉で攻める夫。しかし「今こいつのこと雌豚だの罵倒してるけど、俺こいつより収入低いんだよな……」という考えが頭によぎった瞬間、性器は萎えてしまい、プレイは中断となってしまいます。十分な夫婦生活が行えなくなってしまうのです。これが引き起こすのは仮面夫婦、家庭不和、そして少子化、熟年離婚と非常に多くの問題を孕んでいます。単純に「男女間の関係性の変化」と片づけられないデリケートな問題なのです。
この文章を読んで将来が不安になった収入が多い女性の方、安心してください。解決策があります。それはとても簡単なことで夫の性器が萎えたらすかさずフェラチオをしてあげればいいのです。不思議なものでどんな状況でも性器を舐められたら勃起します(専門用語でこれを「パブロフの犬」というそうです)。男は他人に舐められるのは大嫌いですが、女性にチンポを舐められるのは大好きなのです。面白い生物ですね、男って。
最近読んで面白かった本から。
脳はやっぱり面白い。少し前に「脳!??内なる不思議の世界へ」展を見てきて、面白かったのでいろいろ知りたいと思って購入した本。人間などの超巨大な脳の対極にある、昆虫の微小脳を取り上げた本。微小脳はわずか1mm3ほどしかないが、巨大脳に負けず劣らず、それ以上にうまく情報を処理し、昆虫族を現在の地位に引き上げた。
本書はこの微小脳についての最新研究を濃縮し、駆け足にまとめあげている。視覚、嗅覚、飛行制御、記憶のメカニズム、蜜蜂のダンス言語。どれもまだ全て完全にわかったわけではないが、実験を積み重ねて得られた仮説が紹介されている。知ってました?ゴキブリもパブロフの犬のように唾液分泌を条件付け出来るってこと(著者の水波はワモンゴキブリの研究者。といっても写真はほとんど出てこないから安心して)。
これを読むと、ゴキブリは時計のように精巧な心を持った生き物であることがわかる。自分はやつらを殺すのにちょっと躊躇してしまうようになってしまった。おそらく人がゴキブリをあれほど怖がるのは、やつらの強さを本能的に悟ってしまうからなんだろう。
水波は最後にまとめとして、巨大脳を持つ私たち脊椎動物と、微小脳の昆虫族との共通の祖先を挙げ、その行動様式による進化の過程を考える。昆虫の脳の研究はまだ始まったばかりであり、巨大脳を持つ人間が学べることはまだまだ多い、としめくくる。面白かった。買って読むといいよ。
http://www.amazon.co.jp/dp/4121018605
何気なく手に取って読んでみたらびっくりした本。為末 大は男子ハードル走のメダリスト。ふつうアスリートと言ったら、こういう新書は書かない、書けないもんだし、書いても編集者とのインタビューを一冊本にまとめたりする(いわゆる「バカの壁」方式( ゜д゜)、ペッ)。ところがこれは本人が自分で書いていて、しかもものすごく文才がある。驚いた(一人称の「私」にはちょっと面食らったが)。
為末はハードル走者として論理的な状況分析を行い、いかに速く走るかということを解説する。日本人という人種はなぜ走りが遅いのか、カール・ルイスはなぜ速いのか、それぞれ理由を挙げていく。そして、その遅い日本人が世界で勝つにはどうすればいいのか。為末はそのための奇策を自ら考案、実践し、成果を出している。読んでいて非常にワクワクさせられた。
そして、ここからがすごいのだが、為末はアスリートとして、自分の社会に対する立ち位置をちゃんと考えている。日本には様々なスポーツ選手がいるが、未だ「論理的なエンターテナー」はいない。そこで自分はスポーツの、ハードル走の面白さを論理的に社会に伝えられたら、と考えているという。それがこの本の題名につながるのだ。すごい。こんな人はめったにいない。
為末は北京五輪に向けて確実に「昨日よりも速い自分」を作っていっているそうだ。そこまでの過程を新書の形にまとめあげ、さらに社会に還元さえしようとする。それもエンタテインメント(娯楽)として。気がつくと一気に読んでしまっていた。自分も何か大きな目標に向けて頑張りたくなるいい本だった。買って読むといいよ。