はてなキーワード: エッセイとは
http://anond.hatelabo.jp/20070304023650
ジャズピアニストの山下洋輔がエッセイで書いてた遊びをふと思いだした。
なんでもいいから目の前のものを手にとって人生についてもっともらしいことを言う。
というか、何を言っても、もっともらしくなるのを楽しむ遊び。
とりあえず今私の机の上に缶コーヒーがあるので
などなど。
はてなでやってる人もいた。
私の場合、ここでエントリを書くときなんかはつい自分を出しすぎて、そのまま自爆する。
私としては、主観的に文章を組み立てるということ自体は重要なことだと思っている。そもそも、主観性がなければエッセイも小説も、そして評論文でさえもかけないだろう。客観的事実を羅列するだけなら、機械でもできる。そのようなエントリを読んでも、さほど面白みを感じないだろう。客観的事実は、その存在する文脈によって意味を持ち、はじめて興味関心の対象へと変わるのだから(まあ、私も数値化されたデータを眺めるだけで結構面白いと思ったりはするのだが、それはそのデータが興味関心の対象となっているからに他ならない)。
しかし、主観的に文章を構築していくことと、自己主張をすることは、まったく違う。自己主張という行為は、「攻撃」の意思表示である。たとえそれが自己防衛のためであっても、自分に近づくことを許さないという意味で、他者を攻撃している。そして、そのような攻撃は、時として読者を不快にさせる。
もちろん、守ってばかりで攻撃性がないエントリというのも、あまり面白くない。読者が何かを感じるきっかけとなるような刺激こそ、そのエントリの価値だからである。しかし、あまり攻撃的な文章を書きすぎると、読者が不快感を募らせその場を立ち去ってしまうかもしれない。
では、どうすればいいか。私としては、「一言多くないか確認してみる」ことをオススメしたい。自分は軽率な人間なせいなのか、つい一言口走ってしまって、それが批判の対象となることが多い。攻めの文章を意識しすぎるとつい本音が出てしまい、自滅してしまうようなのだ。だから、過剰な自己主張(本人は意識になくても、文章次第で読者にはそう受け取られてしまうことがある)を和らげるためにも、エントリに無駄な部分がないか確認したほうがいいだろう。
一言多い人間は、この世界では好意的に見られない。あなたがつい放ってしまった一言がトラブルの火種になるようなことがないよう、願っている。
カルト 【cult】
〔宗教的な崇拝の意〕
既成の社会から正統的とは見なされない宗教的集団。転じて,趣味などで愛好者による熱狂的な支持をいう。
アレフブロガーじゃないよ。「なんだかよくわかんないけど一部の人たちにたいそう好かれているブロガー」のような意味合い(もちろん主観)で受け取ってください。
ここで書くからには外せない。読んでない。
読んでない。イメージ
読んでない。イメージ
ちょっと気付いたけどエログロナンセンスアングラテイストレスあたりの属性の「好みが分れやすい話題」を扱ってれば俺の中でだいたい同じようなイメージが……ちょっと方向替えてゆくか
あえて入れてみた。基本適度に刺激的で口当たりの良い映画レビューエッセイ雑文のテキストサイトなのだけれどもだいぶ息の長いサイトなので思い入れのある人もいるかなーと思って。えへ
何を言っているのかよく分からないようでなるほどなんか面白いことを言っている! という感じにさせてくれるような日記サイト。オフ会行き過ぎ。はてなダイアリーに偏ってきたかな、軌道調整するかあー
よーくかんがえよーブログ作法(笑)はだいじだよー。エットマナーやブログ文章議論論などを扱う老舗サイト。印象ではことのはとかのがブログツール論までカバーして一般に口当たりの良い感じがするがカルトブロガー選出目的なので。しょーもないもめごとにまで突っ込んでいったり妖精の里をつついて喜んでいたりして、バリバリの文理系傾倒した頭の固そうな人がやってるのではなく、なんかしがないおっさんオタがやっているところが好印象。ううん。結局はてなブックマークで話題に上がるサイト周辺しかカバーできないなあ。まあ俺の目に入る範囲内だからしょうがないかー。
おまけで。本サイトがどこかわからん。2006といえばこの人の名前をそこかしらで見かけたので(読んでない。イメージ)。一部の人たちに話題提供をしまくったアルファカルトブロガーとでもしとこう。
電撃。芸能とか他。読んでない、イメージ。あ休止してた
こんにちは
こんにちは
2006あたりから徐々にはてな臭に取り込まれつつあるイン殺屋さん。
読んでない、。イメージ。
これぐらいにしとくか。適当に思いついたら追加しておく。
じゃああとよろしくー。
連打しすぎた
160 :最近風呂入ってないけど、 :2006/10/31(火) 19:32:46 ID:w586Zf1z0
ジャスラックに纏わる伝説で一番凄かったのがオーケン事件。ググると結構出てくる。
大槻ケンヂが自分のエッセイに筋少時代の曲(高円寺心中。もちろん本人作詞)の歌詞を引用したんだけど
製本後いきなりジャスラックが「知的財産権は我々にある。使用料をよこせ」って言って来て
かなり頭に来たけど事を荒立てるのもアレだから素直に支払った。
その後、印税明細が来るのだが何故かジャスラックからの印税が一円も無い。
一応、ジャスラックの名目は「中間マージンとして摂取後、アーティストに一部印税を支払う」んだから
オーケンが払った使用料の何%かは還元されなきゃいけないハズなのに1円も還って来ない。
ジャスラックに「歌詞使用料が振り込まれてるはずだろ?つか、払ったのオレ自身なんだから間違いない」と問い合わせるも
「知らない」「わからない」の一点張り。
私はずっと小さな頃から、本が好きだった。小説やエッセイといった読み物に限らず、活字全般が好きで、辞書や教科書を眺めているだけでも楽しかった。けれど私の家は、あまり裕福ではなく、本を買う余裕もなければ、電車に乗って大きな図書館に行くこともできなかった。学校の図書館は、子供向けの作品ばかりで、人一倍読むのが早かった私は、すぐに読みきってしまい、飽きてしまった。
あるとき浜辺に座って海を見ていたら、水平線の向こうから大きな船がやってきた。船は砂浜に半ば乗り上げるようにして止まった。見上げれば、女の人が立っていて「海上移動図書館《ピースメーカ》の館長です、乗ってみますか?」と大声で言い、私に向けて縄梯子を放りなげた。
船の中は私にとって天国だった。世界中の書物という書物が、その船には揃っていた。館長さん曰く「僭越ながら申しあげますと、当館に所蔵されていない書物を、私は見たことがありません」とのことだ。
館長さんと書架の間を歩いていると、向こうから私と同じぐらいの男の子が、水兵服を着たおじさんの司書に案内されて歩いていた。
「僕、もうおうちに帰らなきゃ」
「出口はこちらです」
「でも、その前に、一冊だけでいいから本を借りていきたいの」
「そう……」
俯いた少年の肩に手を回し、司書は「次がありますよ」と言った。
去ってゆく少年の背中があまりに寂しくて、私は思わず「待って」と声をかけた。
「私が君の代わりに借りてあげる。さあ、言って。どの本が借りたいの」
振り返った少年は目を輝かせて、私の手を取った。その後ろでは水兵服の司書がやれやれと肩を竦めて苦笑している。
「館長、又貸しはよくありませんよ」