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2020-07-25

足元を掬う

元は「足を掬う」の誤りなんだけど、慣用句として認められつつある模様。

足元を掬う - ウィクショナリー日本語版

https://ja.wiktionary.org/wiki/%E8%B6%B3%E5%85%83%E3%82%92%E6%8E%AC%E3%81%86

その39 足も、足下も、すくわれないでね。 | 三省堂国語辞典のすすめ(飯間 浩明) | 三省堂 ことばのコラム

https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/sankok39

理屈の点からも、言い回しの新古の点からも、「足下を~」を不採用にする理由はないと考えられますしかも、この考えをさらに強固にする用例があります。それは、『三国』の初代主幹で、日本語の用例収集に一身を捧げた見坊豪紀(けんぼう・ひでとし)自身が、著書の中で「足下を~」を使った例です。

石黒氏の指摘は、ほんとうに足もとをすくわれたような驚きを私に与えた。〉(見坊豪紀辞書日本語玉川大学出版1977年 p.40)

いわば、辞書神様お墨付きを得たようなわけで、「足下をすくわれる」も、「足をすくわれる」も、仲良く『三国』に載りました。ただし、語釈は「足をすくわれる」のほうに記し、「足下をすくわれる」は空見出しとしてあります

三省堂国語辞典には、どちらも載ってると。

 
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