もともと「先」という言葉は順序を示す字で、
だから空間に行列があったときには「先」は先頭の側を指すし、
時間を行列と見なしたときには「先」は過去の側を指していた。
しかし「先」を「目的の場所」という意味で捉えると、
時間の流れの向かう場所である未来を「先」だとみなすことができる。
だから「先」の用法が違うのであって
話者の「過去と未来に対する認識」によって変わっているのではない。
という話だろ。
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