2023-09-08

げぽーーーっ!!

終電間際、某駅近くの某居酒屋兼定食屋。

そこでは夜でも定食のようなものが食べられるから重宝していて、たまによる。

その日はたまたま客が俺と若い女しかいなくて、見た目から仕事帰りなのは一目瞭然だった。

綺麗系っていうんだろうか。

ネイルをしていて、化粧も崩れておらず、端整な顔立ち。

おっぱいも大きい。

そんな彼女定食らしきものをがっついて食べていて、そのあと「げぽーーーっ!!」と大きなげっぷをした。

目を疑ったね。というか俺の箸が一瞬止まった。

わず顔を上げてしまったほどで、目が合っても彼女涼しい顔でまったく気にしていない様子だった。

そりゃまあ、40過ぎのおっさん一人しかいないんだから、遠慮も何もなかったのかもしれない。

でもなんだか寂しく感じた。

この時に感じた寂しさとは何だったのだろうか?

わず目を伏せ、自分の手元にあるのは食べかけの一番安い定食

反射的に、心の中で溜息を吐いた。

  • お前がおっぱいガン見してるから「おえー!」ってなったんだよ。 「見るな!」って意思表示。 綺麗系っていうんだろうか。 ネイルをしていて、化粧も崩れておらず、端整な顔立...

  • キモイ無敵の人っぽい奴が見てくるから自衛かもな

  • 傍らに人無きが如し

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