いざ欲しいとなって授かるかどうかは別として、その「いざ」が一度もなかった。
普通に地元の大学を出て働いて恋愛結婚したけど、普通に子供が欲しいと思えなかった。
若い頃は、ごく自然に子供を産むという選択ができる人をうっすら羨んでた。
何で自分はこうなんだろうと思いながら仕事や趣味に打ち込んでいるうちに「産める期間」は終わった。
後悔はないけど、欲しいと思えないで生きてきた欠損感のようなものは抱えたまま、ここまで老いた。
でもこれしかなかった。この人生しか。
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