多様性が大事なんじゃなくて、個々人の権利や自由や利益が最大限尊重されるような世界になったら、そういう世界は結果的にいろんな性質の人が共存できるから、気づいたら多様性が確保された世界になっている、という感覚なんだけど、わかるかなぁ。
議論のスタート地点が「多様性大事!」にあるんじゃなくて、「個々人の人権を大切にしよう」というところにある。
後者の考え方を突き詰めていくと、結果的に多様性に富んだ世界になっているというだけで、多様性を目指しているわけじゃない。あくまで大切なのは個々人の権利や自由。
前者の考え方をしてしまうと、「多様性を認めない多様性を認めろ」的な変な議論に突入してしまう。
この感覚、伝わるかなあ。