2022-07-06

anond:20220706153048

殺人相手にも共同体にも一人の人間の死というデメリットしか与えないが、出産相手にも共同体にも一人の人間の生という(基本的には)メリットを与える。また、生まれ人間はいつか死ぬかもしれないが、殺人による死とは違い、病死、衰弱死、不慮の事故死などは仕方の無いものとして、その人個人にも共同体にも受け入れられる。

そう考えると、出産場合は、生まれ個人やそれを受け入れる共同体が得られるメリットのほうが、付随して受け取るデメリットはるかに超えていると共同体の大多数の成員に思われているゆえに、殺人とは違って罪とはみなされていないのだと思う。

記事への反応 -
  • 人はいずれ死ぬのに、なぜ殺人は悪いことなのか。他人に「望んでいないタイミング」や「望んでいない手段」で強制的に死を与えるから悪いのだ。 そして出産も「望んでいない相手に...

    • 殺人は相手にも共同体にも一人の人間の死というデメリットしか与えないが、出産は相手にも共同体にも一人の人間の生という(基本的には)メリットを与える。また、生まれた人間はいつ...

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