有権者の数が増えることによって、1票の価値が政治に関心を持つしきい値よりも小さくなることは、現代選挙の欠陥だと思う。
「この3人で投票した結果があなたの人生に大きく影響します」と言われれば、票は3分の1の価値を持つ。当然、投票する対象について大きな関心を持つ。
しかし「この一千万人で投票した結果があなたの人生に大きく影響します」と言われれば、票は一千万分の1の価値しか持たない。当然、投票する対象について大きな関心を持てない。
この間のどこかに政治に関心を持たないようになるしきい値があるわけだが、これを考慮しないのはシステムとしての欠陥だ。
そして、この欠陥をハッキングして当選した人はこの欠陥の維持を望むという別の欠陥も発生させている。
Permalink | 記事への反応(1) | 10:53
ツイートシェア
1票の格差ってやつ?