法治国家では社会秩序維持のために、報復として正当な範囲であったとしても、個人が暴力による私刑を行うことを禁じているんだよ。
だからウィル・スミスの行為は『社会秩序に対する罪』にあたる。
『殴られたコメンテーターに対する罪』ではなくてね。
コメンテーターは殴られるくらいの報復を受けて当然だし、そこに異を唱えている人はそっちの方が(侮辱された人に対しての)人権意識が欠けていると思う。
あとは『社会秩序に対する罪』をどの程度の重さと捉えるかだけど、個人的には「まあ、あの状況ならカッとなるのもしょうがないでしょ、ドンマイドンマイ」程度のモノとしか思えないし、世の中的にもそんな流れになるんじゃない?
自力救済の手段としての積極的な暴力は許されるかどうかという話と 正当防衛の手段としての反射的な暴力は許されるかを一緒にしたらアカンて
文明社会において「カッとなる」のは一切擁護されない …いちおう注釈をつけるが、擁護というのは公的にされるもののことを言う 内心どう思っているかと擁護内容は別である
お気持ち派が混じるとめんどくさい理由だな 「可哀想だと思わないの!?」「いや思うが」「だったら…」「それは違う」「可哀想だと思わないの!?」「だから」