人口の増減と経済成長に相関関係がないことは統計的事実だが
どんな理屈で人口減少が経済成長の鈍化に結びつくと考えているのか
大勢の人が頭の中で素朴に考えてるモデルは
働く人が減るんだから、色々と作れる物の量が減るはずだ
人がいっぱいいた頃は10人で田んぼを耕して10人が食べていけるだけの米を作っていた
人が減ったら10人分の米を作れないから貧しくなる
とこんな感じだが、これは間違っている
なぜなら豊かさとはみんなでどれだけ作れるかでなくて、一人当たりどれだけ作れるか。だからだ。
仮に田んぼを作る人が7人になっても8人分の米を作ることができれば、10人で10人分作っていた時より豊かになっている
だから単純に人口が増える減るで経済成長を考えることはできない
人口が減るから豊かになれない論は素人と日本の経済学者もどきがよく言う理屈だけど、最初から完璧に間違っている
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