若者が多い街の駅から乗ってきた20歳そこそこくらいの青年。どうやら一緒に乗ってきた友人と酒を飲んできたらしい。
飲みすぎた、という話から突然「コロナワクチンは打ちたくない」という話を始めた。
勝手にべらべらと喋るので聞いてしまったが、ワクチンを打って将来どうなるかの保証がない。俺たち20代は重症化しないから新型コロナに感染しても大変なことにはならない。感染が怖い奴だけワクチンを打てばいいんだ。ということだそうだ。重症認定されなくても十分辛いという話は届いていないようだ。
感染・発症して苦しんでしまえと、初めて思ってしまった。すまない。
彼と一緒に乗ってきた友人はワクチン二回目を打ったそうだ。それを聞いて彼は「まあ、ひとそれぞれだよな」と言って話は流れていった。
賢い友人だね