小中学生の頃、クールなやつに憧れて、大人ぶる癖がついてしまった。
食べたいものがあったとき、見たいものがあったとき、楽しいことがあったとき、正直に、楽しいとか嬉しいとか本気で言うのをダサいと思っていた。
ある時、20歳を過ぎ、これからどう生きていきたいかを本気で考えたが、やっぱり好きなことに死ぬまで情熱注いで生きるのが一番かっこいいし、人生楽しいだろうなと感じた。
でも、俺は昔から、好きなことを好きと言ったり、楽しいことを楽しいというのを隠してきたから、自分の好きがわからなくなってしまった。
それでも、人生の理想形は今の自分が出来ていないことをできる人なんだ。
俺はどうすればいい。どう生きればいい。