戦場で芽生えた敵同士の友情...みたいな話を想像してたけど、実際観たらかなり権力勾配の強い話だった。これ公開当時は友情話として受け止められてたのかな。うーん。
そういう観点でいくとビートたけし演じるハラのヤベー奴感は良かった。残虐非道なことを散々やっておきながら、最後の最後まで真の友情が芽生えたと信じて疑わないピュアな怪物。笑顔で暴力を振るうたけしに対して、無表情で愛の視線を捧げる坂本龍一も味があった。若くして高い地位に立つ人の無理して背伸びしてる感も良い。
終戦の頃20歳だった人はこれが放映された1983年には58歳か。どういう気持ちで見てたんだろ。
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