車に乗り始めてから、ブレーキとアクセルの踏み間違いが、砂糖と塩の入れ間違いに重なるようになった。
アクセルと間違ってブレーキを踏んでも大惨事になることは少ないが、ブレーキと間違ってアクセルを踏むと大惨事になる。
同じように、塩と間違って砂糖を入れてもそこまで深刻な事態にはならないが、砂糖と間違って塩を入れると、深刻な事態になる。
ブレーキとアクセル、塩と砂糖はそれぞれ似たようなもの、間違いやすいレイアウトで配置されているにも関わらず、使い方が違うのだ。
アクセルはブレーキと違ってベタ踏みはしないし、砂糖を料理や製菓に50g以上使うことはよくあるが、塩をその量使うことはほとんどない。少々でいいことがほとんどだ。
運転するようになって、ブレーキとアクセルの踏み間違いが、踏み方の違いも含めて、思っていた以上に危険であることがわかった。それと同時に砂糖と塩が頭に浮かぶようになった