■anond:20201117195748

逆だ。ネットによって同じ趣味同士でコミュニケーションがめちゃくちゃ取れるようになったから、選んだ趣味がアイデンティティになり、趣味の審美眼がプライドの一部になっていったのだ。

もともとコミュニケーションを取ろうとしなかった人は別だが、コミュニケーションが取れる世界に浸かった後で、それに自我が囚われないようにするには、よほど意識的に日ごろから切断的思考を習慣づけていないと難しい。

まして、そうした娯楽は若年層が多いのだから、精神的成熟のとうに済んでいるいい歳の大人たちが思うほど容易いことではないのだ。

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