歳を取ると丸くなるなんてよく聞くけど、まさにそれだなってよく思う。
一年ごとに老いるスピードが格段に上がっていて、代謝も落ちて、何をするにもしんどくなる。
だから、本当に関心のある大事なこと以外で自分を主張したり物申したりする気力体力がもったいないと感じるようになる。
本当にここぞと言う時に使うためのパワーをとっておかないと、誰彼構わずぶつかっていては持たないからだ。
それが顕著に現れるのが人間関係だと思う。
合わない人と付き合わなくなった。合っているなと思って付き合い始めても、噛み合わなくなったらそっと手を放せるようになった。
どちらかが嫌な思いをしてまで継続する人間関係にいいことはないから、ぶつかったことに意見をしないし、そうだねそうだねと相手を肯定し場を納め、連絡の頻度を落とす。
昔は「分かり合えるはずだ!」と血気盛んになっていた気がするけど。
そこまでして合わない誰かと通じ合ったところで、結局何が残るわけじゃないしな。そう思うと頑張って人間関係を構築しようと思うこともなくなった。