東京に出てくる時は、町角の小さい商業ビルの一室に住めないかと、物件サイトでしばらく探し続けた。
現実的には、まず商業ビルの一室だとトイレはあっても風呂がない。ごく稀に、改装されて風呂やシャワールームが付いている物件があったが、部屋の広さに対して家賃が思いのほか高く、現実的な選択として諦めた。
商業ビルの5階ぐらいの部屋に住み、日に焼けたブラインドの隙間から、3車線ほどの広さの道路を見下ろして、ビールを飲むことに憧れていた。
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