人間の比重は1.05と言われ、これは何もしなければ沈む数値。
しかし肺にたっぷり空気を入れれば0.98になり、この状態なら、水に浮く。
泳げる人間は、水に浮くつもりなら肺に空気を入れると言うのは当たり前のことであるから、意識しないでもそれをやる。
浮き続けていたい場合、肺の空気をぜんぶ吐き出さず、浅く呼吸するという芸当も、意識せずにやっている。
意識してないから、カナヅチは肺に空気をためてないのだというのが、まずわからない。だから
「普通にしてれば水に浮く」
という言葉が出てくる。
しかし、カナヅチには肺に空気をためるという発想がない。
水の中では呼吸できないのだから、沈んだときのために肺に空気をためなければという発想がない。
何もしないでリラックスすれば水に浮くからと言われ、何もせず(肺に空気をためず)横になり、沈んでいく。
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