一時期の「意味がわかると怖い話」ブームで生み出された、一つのアイデアを形にすることだけを考えて作られた情緒もヘッタクレもないクソみたいな怪談好き
深夜にコンビニに行く途中で男に追いかけられた
男は「傷…傷…」っていいながら追いかけてきた
必死に逃げる俺に男は「痛…痛…」っていいながら追いかけてきた
さらに必死に逃げる俺に男は「ラシ…ラシ…」っていいながら追いかけてきた
大きな交差点まで来たところでやっと追いかけるのを諦めたらしく
男は恨めしそうに「ぬ…ぬ…」っていってた
あの男はなんだったんだろう…
そうか、わかったぞ!
俺は車に跳ねられた
これ「気付いたら死ぬ」をやりたかっただけというのがヒシヒシと伝わってきて凄くいい
可読性とかを考えるとマジでこれ以上削ることは不可能なように思う
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