人は皆、自分だけのフィルターを通して世の中を見ている。
久しぶりに夕暮れの雨の中外に出てみた
空に広がった仄暗い雲が漂っているこの景色を見て人は何を思う。
皆、思う事頭に思い浮かべる事は違うだろう。
行き交う車は忙しなく水しぶきを撒き散らして
過ぎ去ってはまた近くを通り過ぎる。
見えるのは車のライトに照らされた田舎道だけ運転手の顔なんて見えない。
もしかたらこの世の中は今真っ暗で、自らのライトで居場所を照らさないと気付いてもらえないのかもしれない。
だけど自分は車なんて乗ってない
免許すら持っていないんだ。
照らされたライトから逃げるように歩く。
それでも それでも 歩き出す
一歩一歩
暗闇は確かに怖くて、1人は孤独だ。
だけど、どんな状況に置かれても
どうしても生きていくしかないんだ。
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