劣等感が猟奇的思考を後押しする。例えば、この紐を首に縛り付けて交差させ、ほんの少し力を加えればあいつの骨は音を立てて折れるのだろうか。
ヒューヒューと喉から漏れる呼吸音を聞いて立ち尽くす俺の姿を想像する。一世一代をかけた叛逆だ。
だって俺にはもう、子孫と呼べるような存在は出来そうにない。
まるでドラマのワンシーンのようだと自嘲しながら、紐を見えない所へとしまった。
俺はまだまともだ、殺人衝動くらい一人で制御出来る、と唱えながら。
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名文増田