2019-08-05

天才パラドックス

天才とは何か。それは凡人と天才の大きな「差」にある。

凡人の「あの人が天才だ」と言う主張が正しいとすれば、それは天才天才性を理解出来ていると言うことだ。その時点で天才と同等の知識能力がある。真に理解できるとはそう言うことだ。とすると「差」が消えてしまう。と同時に相対的天才は消えてしまうことにもなる。

天才は凡人、もしくは凡人も天才になる。

「あの人は天才だ」が真ならば天才は消えることになる。

偽であっても、やはり天才はいない。

これすなわち天才パラドックスでは?

「あの人は天才だ」と言う主張が真なら、その主張者は天才である。この主張の真偽を確かめるには、やはり天才しかかめられない。そしてまた、その天才の真偽を確かめるには天才必要だ。

まり、それらの主張が真であり続けなければ、天才存在しない。

そして主張が真であり続ければ続けるほど、上記のように相対的天才は、存在しない。

これすなわち、連続天才パラドックスでは?

その真の連続に何処かで偽が、断絶があるとする。誰かが言う「あの人は天才だ」が間違いだとする。すると連続天才達は存在しないことになってしまう。そうして人々はいなくなってしまうのであった。

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