サッカー漫画ってどれ読んでも「解説」と「プレー」が完全に分かれてるんだよね。
ゾーンプレス、カテナチオ、ポジショナルプレー…そういう解説があった後にキャラクターがそれを活かしたプレーをする流れだけど
結局そのキャラクターの特殊能力で場面を突破したようにしか見えない。
だから、はいはい解説ね、次はその舞台で輝かせたいキャラクターがドーンとくるのね、という冷めた方程式が見える。
しかし『アオアシ』だけはキャラクターではなく「サッカー」=試合の流れを軸に漫画を描いてる。
それでいてキャラクターも引き立たせられるのだから凄い。
引き立たせるといっても試合の流れを超えるような目立たせ方はしないで必ずその枠内でのみ活躍するから特殊能力感がでてこない。
あれを超えるサッカー漫画は今後出てこないかもしれない。
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