このおっさん、生まれてこの方握り箸。そんなおっさんでも自力で矯正できた。
そして分かった。我々握りバシストに足りていないのは習慣でも技量でもなかった。
筋肉と神経の発達が足りない。
握り箸を矯正しようと思い立った日から1ヶ月程は地獄だった。手に持つ箸が震える。恐怖ではない。筋肉痛である。
何とか箸を離して持とうとすると、小指の付け根から、手の側面を通って腕の付け根辺りまでの筋肉が、メチャクチャ痛むのである。
箸の持ち方の矯正とは、習慣の矯正ではない。筋トレである。箸は重い。
我々握りバシャーには、箸を扱うだけの十分な筋肉と、神経が発達していないのである。
だから、最初普通に箸を持てなくても、気にすることはない。諦めることはない。
十分な筋肉が付いたその日から、我々は握り箸を卒業できるのである。
後は、自分の手にあった最適な太さと長さの箸を購入しよう。握り箸のときは気がつかなかったけど、ほんのちょっと太さや長さが違うだけで、小指の付け根の痛さが変わる。
握りバシスト、握りバシャー。w
人差し指タイピングからタッチタイピングに切り替え始めた時は、今まで使ってなかった左手小指が筋肉痛になった タイピングなんてほとんど筋肉使わないじゃないかと思うかもしれな...