しかし、考えれば考えるほどに、俺の気持ちは一点に集約される。
「マスダマスターがまだ、はてなにいたらどう思っていたのか知りたい」
俺の今の思いは、本当にこれだけしかない。
彼と友人になれなかったこと、
彼に辛辣にあたってしまったことを後悔する気持ちでいっぱいになる。
正直、はてなにいると、こういうことが多い。
いなくなった人のこと、今もいる人のこと、日常の色々な場面で彼らが登場する。
ダカーポを見ればnekoraさんを思い出し、
ホワイトボードを見ればトピシュを思い出し、
総務がお茶を運ぶのを見るたびに「ああ、この会社はお茶を出すんだなあ」としみじみするんだ。
毎日ただただ暮らしているだけで、はてなの人たちの痕跡がある。
嬉しいなあ。
そして悲しいなあ。