■付き合ってないんだからいいじゃん
ちょっといい感じの人がいて、男女の関係になった。
お互い「好き」とは言ったが、言った状況が酔っ払ってなだれ込んだベッドの上だった。
酔った勢いとはいえ、気持ちと体が通じたのだからこれは付き合っているということだろうと女は浮かれた。
すると男の態度がだんだん冷たくなり始めた。
不安になった女は「私達、付き合ってるんですか?」と意を決して訊ねてみた。
するとどうだろう、相手の男は首をかしげた!
なんと、付き合っていると思っていたのは女だけだった!
浮かれていたことが急に恥ずかしくなった女はそれ以上その男を追うことを諦め、別の男を探し始めた。
するとどうだろう、今度は首をかしげた男が去っていった女の悪口を言いふらし始めた。
一体男は何がしたかったのか。
いまとなっては永遠の謎である。
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