2018-06-21

現代風・〆の言葉

昔話なら書き出しはむかしむかしあるところにで済むから、わざわざ凝った文章を考える必要はない。最後の一文も、どっとはらいめでたしめでたし、というお話だったのサ、しあわせに暮らしましたとサ……等の言葉最後につければ物語はそれなりに締めることができた。だから本文に想像力のすべてをつぎ込めたのだ。

でも現代ではそうはいかない。ハイここでこの話は終わりましたよ、と示されなければ思いは宙ぶらりんのままだ。ユーモア小説ならともかくとして、めでたしめでたしではとても締められない。

どんなに大きく広げた物語風呂敷も閉じられる、便利な〆の言葉があると絶対便利だと思う。

  • ・・・とSNSで話題になりましたとさ。おしまい。

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    • ○○の勇気が世界を救うと信じて...! 俺たちは上り始めたばかりだ...果てしなく長い○○坂をな... ○○先生の次回作にご期待ください

  • ってマックで女子高生が話してた

  • 「さようなら」はなかなか便利だと思う。さようなら

  • いかがでしたか?

  • 話に型がありそれを踏襲していた昔と現代とでは違うのかなと思います。 源氏物語は話に型があった時代に書かれたのに、その型を破った出だしで始まっているのが特徴です。 現代で...

  • ハイ中止~~~~!!!! (これは場面転換の言葉だ)

  • というお話だったのサ

  • (完) 最近の小説に使ってる人いて驚いた

  • とっぴんぱらりの、ぷぅ。

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