まず、色覚異常の人と健常者では明確に違う。「赤」と「緑」の区別が付きづらい人と健常者では見ている色の世界は違うだろう。
そして、色覚異常には複数のタイプがある。人には色を感じるための細胞が3種類あって、その3種のどれに異常があっても分別できる色が変わる。複数が合わさった場合もまた変わるし、その一つ一つが軽度か重度かでもまた変わる。
そこまでタイプがあるなら、「異常とは検出されないし生活に何の支障もないけど異常がある人」ってのがゴロゴロいてもおかしくはない気がする。一人一人の能力にはブレがあるように、錐体細胞にもブレがあって、一人一人の見えている世界が違うかもしれない。というわけでタイトルに対する答えは、「もしかしたら違うかもね」だ。
すいたい細胞の個人差より神経細胞とそのコネクトームの個人差が気になるところですね