昨今の世の中は悪臭という悪臭で充満している世界らしいのだが、自分は悪臭というものの感覚が生まれてこの方どうも良く分からない。
他人のコキたてホヤホヤのおならを鼻の穴から思いっきり吸い込んだとする。「くさッ!」という反射的な反応が一切できない。
「お、硫化水素、メチルメルカプタン、ごく僅かにアンモニア臭がする……。」これだけである。
排水溝に顔を近づけてみても「ちょっとジメチルスルフィドが強いな…。」しか思わない。
困るのが周囲に自分は「臭いに全く鈍感、鼻の穴が塞がってるとしか思えない奴」としか認識されていない事。
あれが臭いだのこれが臭いだのといった会話に全然参加させてもらえない事である。一体どうすればいいのか。
Permalink | 記事への反応(1) | 00:02
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演劇を学んで、くさいフリをするテクニックを身に着けてはどうだろうか。