ごめん。どんなことでもかる~く言っちゃってもいいのかもしれない。
でも。
あるいは、在ることと居ることについて。
そのことを言いたかったのかもしれない。
こう言い換えてもいい。
神という者は居ないかもしれないが、神というモノは在る。
アナタ、織田信長って居たと思いますか? え? 居ると思う? でもアナタ本当ですか、それ。
おおむねないと思います。
でもよっぽどのヒトじゃないかぎり、たしかに織田信長が居たことは確かだと思ってるわけです。
で、今は織田信長居ないでしょう。
じゃあ織田信長はないですか? 居なくなったからといって、織田信長がないとは誰も思わないですよね。
信長さんが描いてある絵というモノも在れば、信長さんが書かれている本というモノも在るのです。
そういうモノを見たり読んだりすれば、立ち現れてくるでしょう。織田信長。
信長じゃちょっと変か。ならFate、フェートステーナイトの話で考えてもいい。
セーバー、アレはもとから居ないですよね。別に遠坂凛とかマキリゾルケンとかなんでもいいですけど。
居ない、けど在る。どこにも居ないけど、在るから我々はそれについて話せるし書けるし、なんだったらフィギアーとか作ったりしちゃったりするわけじゃないですか。
居ないけど、在る。
ない、が否定されるのなら、それは在るのです。