焦点が定まっていなければ、目的を見出せない、意識を向けるべき先がわからないからだ。それは意識の仕事である。
潜在意識は意識の命令を待っている。潜在意識にどのように命令するか、指令を出すことが個人の重要事となる。潜在意識のような受動的な人のなんと多いことか。実はそれが自然なのかもしれない。受動的な人が多いということは必ずしも悪いことではないのだ。それが実は自然な姿なのかもしれないのだから。
目標や目的が明確でなければ意識を向ける方向がわからない。意識を向けるべき先が分からなければどうでもいいことにまで意識が向いてしまう。結果煩わしい日々を過ごすことになってしまう。それが幸せの道とは考えにくい。
自らの生きる指針を定めることによって、捨てるべきもの、捨てなければならないものが見えてくる。全てを手に入れようと欲張るのは誤りである。いかに不要なもの、重要でないものを捨てるかが鍵なのだ。
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