むかし、どうしようもなく死にたい気持ちに寄り添ってくれた音楽が大森靖子だった。
大森靖子を知ったきっかけは、インターネットの知り合いだった。
苦しい時にPINKというアルバムをずっと聞いて、励まされていたとインターネットに書き込んでいた。
しかし最近、その子が「もう好きじゃない」と話していた。なんかわからんけどインパクトがあった。親離れみたいな。大人になったみたいな。卒業みたいな。
その子は熱心なファンだったし、ライブにも通っていたみたいだったし、古参の人だったはず。
そのことをきいてなんか寂しくなった。私はまだたまに大森靖子を聞くし、たしかに最近のは好きじゃないけど、何度か聞いてると「いいな」って思える曲もあった。全部が好きじゃなくなっただけで。
ゴミの名前を出すな
『なるたる』で似たように支えられたことがあるのでなんとなく分かる