2017-12-31

人生で一度もキレたことがない。

もちろん感情としての不満や怒りのようなものを、覚えることは多少ある。

もっとも人前で大きい声を出して怒ったりするのは、怒りよりも先に恥の感情がでてきてしまい、とてもできそうにない。

ところが、あいにく仕事で人に怒らねばならない機会がある。

とりあえず苦笑して胡麻化しつつ、その場をやりすごしているのだけれど、おそらくこのままでは駄目だ。

「大きい声をだして怒ること」と「理路整然と叱りつけること」との違いはある程度理解しているつもりだし、

おそらくはてなー後者を推奨するのだろうなと思う。わたしもそう思う。

ただ、演技でもいいからキレなきゃいけない場面もあるのだ。それがどうしてもできない。

「怒った演技をしよう」と思うと、急に喉から声が出なくなってしまう。

小さい頃から吠えないように調教された犬もこんな気持ちなのだろうか。

両親や学校先生を思い出すにつけ、ちゃんと怒れる人ってすごいなあと思う。

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