好きな人がいる。
その子が僕でない人と話して笑っている。
それを見て、僕は嬉しさとモヤモヤを感じる。
僕が、彼女に歓びをあげたい。僕を、見てほしい。
そして、僕自身の独占欲、大事な人の歓びを素直に喜べないという心の醜さを自分の中に見つける。
僕を見てほしい、僕に笑いかけてほしい、僕を認めてほしい、僕を大事なひとだと言ってほしい。
これは執着だ。苦しみの素だ。この気持ちを手放したい。
好きだと言いながら、僕は自分の心を見ている。
あの子の気持ちは手に入れられない、コントロールできない。
コントロールできる、自分の意識を変えたい。
彼女の心に僕の心を同一化して、彼女の歓びを僕の喜びとしたい。
僕自身の自我を消し去って、もっと素直に生きたい。
起きることをあるがまま受け取る。我が儘を混ぜない。
そうすれば平穏に、豊かになれはしないか。
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