趣味であれなにかにつけて競争をして一位になりたいと思っているのかもしれない。
今までなにかで1位になったことがなかった。
そこそこに頑張ったと思うこともあったが、なにかここぞという所で成功したとかやり遂げたという自信が自分にはない。
人と比べることが求められてない趣味でさえ、人より多く知識をと躍起になっていた。
けれどもそんな頑張りは、所謂へっぽこで自分より若いのにもっとすごい人や日が浅いのにセンスのある人がグングン自分より深いことを知っていたり、
「これが好きだ!」という圧が強くなっていったりして、自分のこんなことで粋がっていたのかと悔しい思いをして、趣味から遠ざかったりしてしまうのだ。
そんな競争をしたいけれど負けるのが悔しいのでそういうことから遠ざかっていたら、いつの間にか人生も周回遅れになっていた。
何事にも夢中になれず対してなにもうまくないまま、何もないまま生きていくのだろうか。