具体的に「文化の盗用」にあたる行動を考えてみましょう。
「これまでマンガやアニメをバカにしてきた奴がロクに調べもしないままコミケに参加して儲けようとする」。
うーん、ムカつきますね。
「マンガやアニメに詳しいとも思えない芸術家がマンガやアニメをモチーフにした作品を発表して名声を得る」。
うーん、ムカつきますね。
「俺たちの文化を盗むな!」「俺たちの文化にタダ乗りするな!」と言いたくなります。
これらについて「その怒りは不当だ」という人間は少ないのではないかと思います。
それでは「マンガやアニメのことはよく知らなかったがコミケについてしっかり調べて参加した」ならどうでしょう。
「それなら問題ない」とする人が多いのではないでしょうか。
問題があるとされるのも問題ないとされるのも、どちらも「非オタがオタクの文化を借用する」という構図は共通しています。
これは“ダブスタ”なのでしょうか?
というところまで書いて飽きた。