不毛なことに身を置きたい。何かの力に任せて余計なことは全部飛ばしてしまうから、焦りとか不安とか恐怖とかは無くて、楽しくて可笑しくてお腹空いたとか美味しいとか、あとはたまに眠いなあってだけ。朝昼晩の概念もいつの間にか無くなって、まあそれは一晩中動き回って朝昼は意識が飛んでるだけなんだけど、ここ最近は青に黒を混ぜた夜空しか見上げていない。人混みの中で仰ぐスカイブルーはまるで居心地が悪くなる。知らないうちにたんまり貯まっていたお金を毎晩少しずつ崩して崩して、だからしばらく働いてない、こんな生活は一、二年ぐらいしか続かないだろうから、その代わりに若くして死ぬ。
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