テレビをつけると、SMAPが青春の瞬きをうたっていた。
青春の瞬き――仲間たちと最高の瞬間を迎えた若者たちが、大人になり変わっていく自分たちの未来を予見し、「時よ止まれ」と叶わぬ願いを発し続ける歌だ。
その未来を迎えたいま、彼らは、過去の自分たちの願いを込めた歌をうたっている。
時間の濁流に飲まれ、もはや避けられない運命を目の前に、青臭い青春の願いが、昔と同じように響いていた。
Permalink | 記事への反応(0) | 00:27
ツイートシェア