■存在が消えるとき

うちの会社には、いろんな人がいる

1日一緒にいると、いろんなところが目につく

・扉や引き出しの開け閉めやがうるさいA

・咳払いやキータッチがうるさいB

・引き出しが開けっ放し、イスも出しっ放しのC

・扉があけっぱなし、食べっぱなし、飲みっぱなしのD

・ちょっとしたゴミを放置するE

・革靴の音が激しすぎるF

・消耗品を使い切っても補充しないG

最初は、なぜそこに気付けないのかとイライラしていた

でも、彼らは気付けないのではない。知らないのだ

のどをイガイガをとるための咳にとって音は重要ではないし、自分が使い終わったコピー機は用無しだ

目的が達成されたあと、その結果ではない方の付随物の存在は軽薄だ

自分にもきっと忘れてしまったそれはあるのだ

「人の振り見て我が振り直せ」ということなのか

なんだか違う気がしている

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