商品には適切な買うべき場所があって、それにあった場所で買うべきだ、と私は考える。
たとえば、POPEYEやPenなどおしゃれな気持ちになれそうな本を買うなら蔦屋書店みたいなところ。
孤独のグルメや東京都帰宅赤羽を買うならしみったれたろくに売れてなさそうなしみったれた本屋で。
服もそれなりのブランドなら路面店や伊勢丹の店で買う方がよいし、
ほとんど変わらないならものの雰囲気にあった店で買う方が断然いい。
ブランド志向と言われればそれまでだが、なんというか、そこで買ったものの方が「徳が高いもの」に感じる。
そうやって積み上げていった徳がわたしを作り上げ、いつか高田純次の高みに近づくのだ。
みんなにも感じて欲しい。
蔦屋がオシャレだなんて、酷い時代になったもんだ。